美味しい介護食の基本!!数字にとらわれるのはやめよう

美味しい介護食の基本!!数字にとらわれるのはやめよう

食べてくれなければ意味がない

多くの病院食はなぜおいしくないのでしょう。その理由はカロリーや塩分、そのほか、病気によるルールが細かく設定されたうえ、管理栄養士さんが日々の献立に苦心しているからにほかなりません。食事とは栄養計算表の中にあるのではありませんから、テーブルの上をよく見てみましょう。栄養バランスはもちろん大切ですが、後期高齢者になったのならカロリーや塩分、ましてや1日30品目、油ものはダメなどとらわれすぎてもいいことはないでしょう。せっかく在宅介護を選択したのなら病院や介護施設の食事に右にならえをするのはもったいないですよ。

同じ病態でも年代で違う食事になってもいい

90代で認知症のある人で、病院からは長年にわたり高血圧の薬を処方され、主治医からも塩分の少ない食事づくりをすすめられていたとします。しかし、もともと塩辛いものが好きで薄味のものを出すと、どうしてもご飯を残してしまうということもあるでしょう。このような場合は、すきなものを出してあげましょう。塩辛いお漬物を刻んであげたり、コクのある肉みそを常備菜にしてみます。しかし、90代ではなくまだ、70代ということであれば、高血圧の治療を重視することが大事です。ですが、90代となると残りの人生も限られてきますから、数値にめくじらをたてる年齢ではありません。それよりも、好みに合わないもので食事量が減り栄養失調をおこして、体力低下をおこすことのほうがリスクとかんがえるべきでしょう。

油ものはご法度ではない

認知症のタイプによっては自律神経のバランスが崩れることで頑固な便秘に悩まされることもあるのです。便秘の改善は薬ではなく、まずは食事からですから、食物繊維の補充にくわえて、油分も必要になります。高齢者だから油もの、とくに揚げ物はご法度というルールを強いている家庭もあるようですが、便秘に悩まされていませんか。高齢になっても、てんぷらやトンカツなど日本人は揚げ物が好きですし、香ばしい油のにおいは食欲を刺激してくれますから一石二鳥でしょう。

介護の求人の数は、都市部を中心として増加しており、介護経験が豊富な人やお年寄りとのコミュニケーションが上手く取れる人材が重宝されています。